時間を作るために私がしているたった1つのこと
私は自分の時間を作るために、たった1つ、あることを実践しています。
それは「残業禁止」です。
これは単純ですよね。
残業をしなければ、それだけ自分の時間を確保することができます。
やることだって、いたってシンプル。
定時のチャイムが鳴ったら、パソコンをシャットダウンして帰るだけ。
でも、出来ていない人って多いですよね。
私は、定時退社出来ない原因は2つあると思っています。
1つは、自分の優先順位がぶれている。
自分が1番優先したいことは何ですか?
自分自身?家族?仕事?
仕事を1番優先したいなら、それはそれで良いと思います。
でも本当にそうだと言い切れますか?
仕事のための人生になってはいませんか?
私は仕事が人生で1番という人はほんの一握りだと思っています。
しかもそのほんの一握りの人たちは、自分の好きや趣味がそのまま仕事の人なんじゃないかと。
つまりポジティブな意味で仕事が1番。
でもやっぱりそういう人って一握りだから、そうでない人は多いと思う。
仕事が1番でない人で、定時退社出来ないのは自分の優先順位がぶれてるからだと思う。
本当は家族が1番なのに、周りの目が気になって定時退社できない…
本当はプライベートを1番大切にしたいのに、仕事が多すぎて定時退社できない…
そうやって自分の優先順位はぶれていませんか?
定時退社できない理由の2つ目は、残業することでしか仕事のアウトプットが増やせないから。
残業時間というインプットを増やせば、仕事というアウトプットが増えるのは当たり前です。
さらに残業を続けることで、仕事のアウトプットを増やすには残業するしかないという、悪い習慣が付いてしまいます。
仕事のアウトプットを増やすために必要なのは、残業時間というインプットではなく、生産性です。
生産性とは、インプットに対するアウトプットの比率です。
同じインプットであれば、アウトプットが大きいほどその比率は大きくなり、生産性が大きくなります。
逆に言えば、生産性が大きいほど、同じインプットでもアウトプットの量は多くなります。
つまり、アウトプットの量を増やす方法はインプットを増やすという方法だけでなく、生産性を高めるという方法があるのです。
これからはインプットを増やす方法ではなく、生産性を高めるという方法でアウトプットを増やしていきませんか?
ちなみに、私はまだ20代です。
若手のうちからインプットを増やす方法でアウトプットを増やすことに慣れてしまうと、一生その方法でしかアウトプットを増やせなくなると考えています。
だからこそ残業禁止にすることで、「生産性を高めてアウトプット増やす」を習慣付けようと考えています。
以上、
①自分の優先順位がぶれている
②残業することでしか仕事のアウトプットが増やせない
の2点が、定時退社できていない人の理由だと考えています。
いきなり定時退社を実践するのは難しいことかもしれません。
私も少し前までは残業していました。
でも、
・自分の人生で1番大切なことは何か?
・今から残業してたら一生生産性の低い人間になる!
という2つの考えで、残業しようという考えはなくなりました。
今後もこの考えを強固なものにするために、残業禁止というルールも設定しました。
実際、定時で退社すると、少し手の込んだ夕食を作れたり、本を読む時間が増えたりと、嬉しいことばかりです。
平日なのに、充実感を感じる程です。
定時退社、そして残業禁止。
ぜひお試し下さい。
そして余談にはなりますが…
残業のお話となると、働き方改革というワードが自然と出てきます。
そのくらい今、働き方改革が話題になっています。
企業のリクルート活動でも残業時間の少なさやノー残業デーをアピールしている企業もあると思います。
でもこれらの企業って本当に残業時間って少ないんでしょうか?
例えば残業時間の少なさを売りにしている企業。
業界平均と比べてではないですか?
平均残業時間だったりしませんか?
こういう場合は、自分の中でしっかり吟味しましょう。
本当にその残業時間は少ないと思う?
残業時間≠0時間ということは、残業があるということです。
平均残業時間が短いって、それは社員全員かな?
平均ということは、それより少ない、あるいは全く残業がない人もいる一方、それよりめちゃめちゃ多い人も存在する可能性があります。
"平均"と言っている場合には、そのデータの中身も疑いましょう。
他にも例えば、ノー残業デーを売りにしている会社。
それは裏を返せば、毎日残業してるから、週に1日くらい定時で帰ろうよって言ってるだけです。
つまり残業が常態化しているということです。
しかもノー残業デーと言っても、必ず帰らされる企業もあれば、努力義務、形だけという企業も大いにあります。
言葉で言うのは簡単。
確実に実行してるか?は分からないものです。
ちなみに先程の平均残業時間に絡めてお話しすると、ノー残業デーの恩恵で平均残業時間は短くなります。
つまり平均残業時間が短くても、それはノー残業デーの残業時間が0時間で、ノー残業デーでない残りの4日間は残業時間が長いということも大いにあると思います。
最近は、こういった企業が外部に出す情報の実態を感じることが多く、常々、会社とは嘘は付かない、自分を上手く見せる方法が上手いなと実感しております。