rin*の日記

日々感じたことや思ったことの記録*

身の回りの不要な物を捨てよう

 

みなさん、こんにちは。

京阪神地区のみなさま、地震は大丈夫でしょうか?

 

私の家もだいぶ揺れ、部屋の中は物が散乱しており、何とか片付けが終わりました。

 

 

そんな片付けをする中、思ったことがあります。

それは、出来るだけ物を減らそう。出来るだけ低い所に物を収納しよう。ということです。

rin* on Twitter: "地震で家の中の物が散乱してる。 物に当たらず怪我もしていないのが不幸中の幸い。 これを機に物を減らし、出来るだけ高めの家具は使わず、低い所に物を収納するようにしよう。 #ミニマリスト"

 

 

 

Twitterでは、避難グッズを揃えよう、足りないもの、期限が切れている物を確認して買い替えようといった声もよく見ます。

 

それらはとても大事なことだと思います。

 

だけど、避難に備える準備だけではなく、家の中で地震に遭遇した際に、落ちてきた物が当たって怪我をしないような工夫も出来たらと思います。

 

 

そのためには、以下のような工夫が出来るのではないかと考えました。

①物を減らす

②出来るだけ扉がある低めの家具を使い、低い所に物を収納する

③高めの家具を使わざるをえない場合は、家具を固定する

 

 

これら3点について、そう考えるに至った経緯も含めて説明していきたいと思います。

 

 

 

 

 地震発生時の状況

 

今朝(6/18)、大阪で最大震度6弱地震がありました。

 

私の家は震源から少し離れているものの、震度5強でした。

 

 

すごく大きな揺れでした。

私はトイレにいたこともあり、すぐそばに壁があったので、何とか立っていられました。

 

 

十数秒後くらいに地震がおさまって、トイレからリビングに戻ると、棚などから落ちた物が部屋に散乱していました。

 

 

部屋の惨状を見て、もしこれらの物が自分に落ちてきてたら……と考えると、正直身震いがしました。

 

私が地震で怪我をしなかったことは不幸中の幸いなのではと思いました。

 

 

そう思いながら部屋の片付けをしているときに、もし家にいるときに地震が起こった場合に、怪我をしにくい環境にしておくことが大切なのでは?と思いました。

 

 

その結果、私が行き着いた考えが「物を減らす」です。

 

 

そして必要最低限の物は安全な所に収納するということです。

 

 

これらを具体化すると先ほどの3点、

①物を減らす

②出来るだけ低めの扉がある家具を使い、低い所に物を収納する

③高めの家具を使わざるをえない場合は、家具を固定する

にたどり着きました。

 

 

そこで、それぞれの詳細と、具体的なアクションについて説明していきたいと思います。

 

 

 

①物を減らす

 

物が多いと地震が発生した際に、より多くの物が散乱したり、保管している場所によっては落下したりします。

 

上から物が落ちてくるのはもちろん危険ですし、人の通り道に物が散乱しているのも危険です。

 

 

ましてや、落ちてきた物、散乱している物が割れ物だったら余計に危ないです。

 

 

ですので、必要最低限の物は残しておき、それ以外は出来るだけ物を減らしましょう。

 

 

 

ではどうやって物を減らすのか?ですが、その目安として、どのぐらいの頻度で使うか、どのぐらい重要な物かが、1つの指標となるではないかと思います。

 

 

例えば以下のようなマトリクスで考えるのはいかがでしょうか。


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このマトリクスでは、左下ほど必要最低限の物として持っておくべきもの、右上ほど不必要な物となります。

 

 

例えば、毎日の食事で使っている食器は左下の「頻度:毎日、重要度:大」に当てはまると思います。

 

こういった物は必要最低限の物として持っておくべき物となります。

 

 

しかし、たまに来客時に使うだけの食器は、自分達が使う物ほど重要ではなく頻度も低いです。

 

 

こういった物は、例えば食器ではなく紙コップや紙皿などの使い捨ての物に置き換えるなどして、より小さい、より危なくない物に代替するのはどうでしょうか。

 

あるいは、来客時には家でご飯を食べるのではなく、外食するという選択肢を取れば、物を保管する必要がなくなり、物を減らすことが出来ます。

 

 

 

また、「頻度:月1~、重要度:大」の物としては防災グッズがあります。

 

こういった物は大切です。

 

しかし過度な量ならばもう少し量を少なくしたり、重たい物が多ければ軽い物に代えたりすることで危険度を低くすることは出来ないでしょうか。

 

避難する際に、持ち運び可能なサイズ、重さでしょうか。

 

実際にどれだけの量、どのような物が必要かは様々なサイトに載っていると思います。

 

持ち運び出来る以上の物を備蓄することは、かえって柔軟な避難が出来ず、さらに足元など身体に落ちてきた際には危険です。

 

こういった、「頻度:月1~、重要度:大」の物は適当であるか、適量であるかを再度確認しましょう。

 

 

 

また言わずもがなですが、1番右上の「頻度:月1~、重要度:小」の物は捨てたり売ったりして良いと思います。

 

 

 

このように、左下の「頻度:毎日、重要度:大」に近いものは取っておき、右上の「頻度:月1~、重要度:小」に近いものは捨て、その中間、あるいは迷うものは代替となる物、方法はないかと考えると良いのではないでしょうか。

 

 

重要なのは、適当な物を適量だけ持つことだと思います。

 

 

 

 

②扉がある低い家具に収納する

 

せっかく①で物を減らしても、それらが地震の際に落ちてきたり危険を及ぼすような形で収納されていては怪我をしてしまいます。

 

ですので、収納するときは、扉がある低い家具に収納しましょう。

 

 

ネットで「収納 扉付き」で調べるとたくさん出てきますし、ホームセンターにも色々あります。

 

 

そしてさらにオススメなのが、ドアロック、ドアストッパーです。

 

揺れが強いと中にある物が扉に当たった衝撃で扉が開くかもしれません。

 

念には念を入れて、ドアロックがあると良いかと思います。

 

 

 

 

③高めの家具は固定する

 

とは言えども、最近大きな本棚を買ったばかりだし…。この食器棚は高価でお気に入りだし…。など、様々な理由で高さのある家具を使わなければならないこともあるでしょう。

 

 

その場合は、家具の転倒防止のための伸縮棒やストッパーで、家具と天井や壁を固定しましょう。

 

 

今回の地震でも、倒れてきた本棚に押し潰されて亡くなられた方がいるそうです。

 

物が落ちてこないようにする工夫はもちろん、家具が倒れてこないようにするのも大切です。

 

 

いざ地震が起きたときに危ない物や家具がないか?という視点で、今一度家の中を確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

まとめ

 

今回の地震を受けて、避難グッズも大切だけど、そもそも避難できる状況、状態にするのも大切だよねという視点で、物を減らそう!ということを中心に書いてみました。

 

どれだけ立派な避難グッズがあっても、怪我をして避難できない、運べないでは意味がありません。

 

安全に避難できる状況にする(=物を減らす等)、避難先で安全に過ごせる(=避難グッズを準備する)という両方の視点で、もしもの時に備えてみてはいかがでしょうか。

 

 

大切なのは本当に必要な物を必要なだけ準備することだと思います。