『NHK受信料収入 過去最高を更新』について考察してみた
ニュースサイトなどを見ていたら、
NHKの受信料収入が過去最高を更新
NHKの受信料収入が判決後に急増
という記事を目にしました。
私はデータ分析を最近始めたひよこっではありますが、こういう記事を見ると、そのデータの背景を考えたくなるんです。
ですので、今回の記事ではNHKの受信料が過去最高を更新した背景について考えてみたいと思います。
なお、先に申し上げておきますが、ブログ主はNHKに対して批判的な立場ではありません。
NHK関係者でもありません。
あくまで中立的な立場です。
また、この記事の内容は、あくまでブログ主個人の考察です。
事実かどうかは分かりません。
(本来は事実かどうかをデータなどを探して検証するべきだとは思います。また、データの出典も示すべきだと思います。しかしながら、ブログ主はNHKの受信料収入が過去最高を更新したこと自体には興味がないのでご勘弁を。)
まず、そもそもNHKの受信料収入が過去最高を更新したことに対して、なぜその背景が気になったかについて説明したいと思います。
私が気になった背景は2つあります。
①日本の総人口って増えてるっけ?
ここ20年くらい、日本の人口ってほぼ横這いな気がするなぁ…
②日本って少子高齢化社会だよね!?
みなさんもご存じの通り、日本は超少子高齢化社会!!
と思い、①と②を関連させて思ったのは…
人口は変わってないのに、新たにNHK受信料を払う世代は減ってきている!!
それなのに、この4年間、NHKの受信料収入が過去最高を更新し続けるってどういうこと!?
と思ったのが、今回の考察の始まりです。
NHKの受信料収入が過去最高を更新している理由として私が考えたものは以下の4点です。
①最高裁が受信料制度を合憲と判決したから
これは各メディアが報じている通りであり、私も同感です。
テレビ設置開始時に遡って請求できるとのことなので、多額の過去分を払うくらいなら、今から新規で契約しておこう。という考えもあるかもしれません。
②NHKを観られる媒体が昔よりも増えたから
これもよく考えられると理由の1つかもしれません。
昔はNHKが観られる媒体がテレビしかありませんでした。
ですので、テレビを持っていなければ受信料を払う必要がありませんでした。
しかし今はPCやスマホがあります。
さすがにテレビもPCもスマホも持っていないという人は少ないかと思います。
みなさんご存じの通り、iPhoneは別ですが。
③一家族あたりの居住地数が増えたのではないか
これは単純に人口が影響しているのではなく、家の数が影響しているよね。という考えです。
昔は1つの家に2世代、3世代と住んでいました。
しかしながら現代は核家族化が進んでいます。
また、独り暮らしの学生や社会人も、ひと昔前よりは増えているでしょう。
よって、テレビを設置する“家”が増えているため、受信料の収入が上がったのでは?と思います。
④高齢化により世帯数の減少傾向が弱くなり、それが少子化による世帯数の増加傾向の弱まりより顕著である
当初は、少子化であれば新たな収入源が減っているはずなので、過去最高収入を更新し続けるのはおかしいと思っていました。
しかしながら、高齢化(長寿化)により、収入源の減少が減っていれば、結果として収入源が増えることになるので、過去最高収入を更新し続けることは可能なのだと思います。
特に影響が強いのは、やはり世間でも言われている通り①と②だと思います。
また、以上の4つ以外にも、多くの要因が考えられると思います。
しかしながら、こうして考えてみると、ある現象の背景には色々な複数の要素があり、それらが複雑に絡み合うことで現象が発生しているということを改めて実感しました。
物事の背景を考えるようになり、それを楽しいと思えるようになったのは、データ解析をするようになったからだと思います。
改めて、データ解析の楽しさを初心に戻って思い返すことが出来ました。
そして、本来ならば、これらの仮説が正しいのかをデータを収集して確認するべきなのですが、先に述べた通り今回はご勘弁を。
暇があったらデータを収集、検証するのも楽しいかも知れないですね。